DIWALI明けの休日、フマユーン廟に行ってきました
フマユーン廟とは?
インドの首都デリーの中央に、静かな庭園と美しい建物があります。16世紀に建てられた、ムガル帝国第2代皇帝フマユーンの霊廟です。イスラムのペルシャ文化とインド伝統の様式が融合されたこの霊廟から、ムガル建築という華麗な様式が生まれました。そして後にタージ・マハルとなって、その美は絶頂を極めたのです。「シリーズ世界遺産100」では、建物の美しさと共に、数奇な運命をたどった皇帝と、彼を愛し霊廟を建てた妃を紹介します。フマユーンは詩とワインを愛する心優しい皇帝でしたが、政治や軍事の素質を欠いていました。戦いに敗れ帝国の領土を失い、15年間も外国に亡命していたのです。そして、ようやく帝国を再建したのも束の間、階段から転げ落ちる事故であっけなく死んでしまいました。彼の死を嘆いた妃は、霊廟の建設に人生を捧げました。9年の歳月をかけ、帝国皇帝の威厳を示す立派な霊廟を完成させたのです。赤砂岩と白大理石が組み合わされた建物は、見事な優美さを見せています。緑の庭園は正方形に区切られ、水路が張り巡らされています。これは、イスラム教徒にとっての安らかな天国を表現したものです。悲運の皇帝を悼んだ妃の想いは、新しい建築美へと昇華し、後のインド建築に大きな影響を与えました。そして、実績がなかった皇帝フマユーンは、この霊廟によって歴史に名を残すこととなったのです。
NHK世界遺産ライブラリーより引用 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards204.html
デリー近郊の世界遺産です
インド門の近くですのでアクセスもよく気軽に観光できるスポットでした
タージマハルの原型にもなったといわれる建物で圧倒されました
デリー観光オススメのスポットです
http://www.indoku.net/
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