2015年2月24日火曜日

ヒンディー教の聖典 - Bhagavad Gita -

20148月末にインド首相のモディ氏が訪日し、天皇陛下がモディ氏にお会いになったときにモディ氏が陛下に渡したと話題になった書物「Bhagavad Gita(バガヴァッドギタ)」。
日本ではあまり報道されませんでしたが、インドでは主要紙で報道されました。バガヴァッドギタを初めて耳にした人も多かったのでは?

(Wikipediaより)

バガヴァッドギタとはどんなもの?
バガヴァッドギタ(または単にGita)は世界3大叙事詩にしてインド2大叙事詩の一つ「Mahabharata(マハーバーラタ)」の一部でヒンドゥー教徒にとって非常に重要な聖典です。
血で血を洗うような物語が続くマハーバーラタの中の一節で、王子の一人にして主要人物のアルジャンが、戦うべき敵軍に恩師や親族、友人が多数いることに心を痛め躊躇しているとき、御者の姿をした神であるクリシュナがアルジャンに様々な道理を説き(バガヴァッドギタ)、「友人や知人の死で苦しんではならない。彼らは肉体の死によってその病んだ魂を純粋平和な世界へ開放することが出来るのだから」とアルジャンを勇気づけたと描かれます。
その他、クリシュナがアルジャンの様々な苦悩に対して、様々な道理を説いていきます。やらなければいけないこと、やってはいけないこと、どういう風に考えなければいけないのか、等が全て語られている書物……。ちょっと興味がでてきましたか?!

上記はほんの紹介で、ちょっと調べてみただけでも非常に奥が深いインド哲学の入り口を垣間みることができます。ヨガ修練を本格的に志す方にも必読の書だそうです。ご興味のある方はご一読を。理解不能なインドの一面が理解できるかも?!



本記事は印得マガジンに(2014年11月)掲載されたものです

First time in India. 
web portal information site for Japanese by Japanese.
www.indoku.net


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