2015年4月13日月曜日

インドあれこれ --純金の預け入れ制度--

インドは世界一の金消費国で、毎年金の輸入量は800-1000トンにのぼります
2013年、金の輸入は貿易赤字のおよそ三割を占めました。

 貿易赤字悪化を解消するために、モディ首相は寺院をはじめとして、民間がもつ金を銀行に預けさせようとアピールしています。
 いうまでもなく、黄金は富の象徴です。インドにおいてはヒンドゥー教徒は黄金を寺院に納めて、その後にお祈りをするという風習があるため、世界一の金の消費国になっており、またインドの寺院にはたくさんの金が貯蔵されています。数年前、Sree Padmanabha Swamyという寺院で発見された黄金は約3000トンで、米国のフォートノックス金庫の六割を超えるほどの貯蔵量でした。
銀行は金を預かり、それに対する利子を払っていくことになるそうです。

このようにして国内の金の流動性を高め、金の輸入を抑制しようとする狙いのようです。

記事写真の引用元 ロイター通信

First time in India. 
web portal information site for Japanese by Japanese.
www.indoku.net


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